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アキヤプに、新たなお手洗いを設置します!
八戸工業大学の学生が空き家をリノベーションするプロジェクト「アキヤプ」!今回は、お手洗いを新たに設置する様子を取材しました。
左から皆川先生、中村さん・高橋さん(創生デザイン学科3年)、岩淵さん・亀和田さん(土木建築工学科3年)、西尾先生。本日はこのメンバーが、力を合わせて作業します!
こちら、1階の玄関横の廊下部分をリノベーションし、お手洗いにしていきます。
前回訪問時とは雰囲気が変わりました。 |
トイレ用の配管が施され、学生たちで床を貼り終えた状態のところにお邪魔しました。今回は、これから新しく壁面を作っていくところに密着いたします!
(ちなみにもともとあったトイレの方は、今後使用しないため、埋める処置をしたそうです。)
お手洗いの壁ができるまで
まずは全員で、何をどのように作成するか、作業の確認をします。壁面となる4辺を木枠で囲み、そこに板を打ち付け壁を作る作業を手分けして進めていきます。
材料を適切なサイズにカットするために、慎重に寸法を測ります。
計測したサイズを枠材にマークして…
のこぎりでカット!
板材も同様にカットしていきます。
カットした枠材を実際に配置して、調整が必要かを見極めます。
寸法通りに出来た枠材を固定していきます。
枠ができたので、板材を合わせてみたところ
「ちょっとはみ出している…」
はみ出した分を計測し、サイズを調整します。
横幅が揃ったので、板材を枠にネジ止めして固定します。
こうして、壁が出来上がりました!
皆川先生が何やら思いつき、木片を持ってきました。壁を固定し終わった中村さんが皆川先生の指示のもと木片を固定します。これは、何になるのでしょう…? 正解は… |
お手洗いの照明!!よくある吊り下げ灯を縦掛けするための土台でした!なんだか一気におしゃれな雰囲気になりました。実際にトイレに入った時の様子を再現してみましたが、後光が差すようで面白いですね。 |
引き戸をはめ込み、片面の壁が完成しました。透明な部分も落ち着いて用を足せるお手洗いにするため手を加えていき、もう一面の壁面も引き続き作成していくとの事でした。
お手洗いリノベーションについて学生さんにインタビューしました!
―今日の作業についての感想は?
昔から結構作るのは好きで、実際一部分ですけど家を作ってみて楽しかった。きっちり測ったり切ったりする作業が好きですね。骨組みの部分をあんまり見た事がないので、今後、設計などに生かせるのではないかと思う。(岩渕さん)
―作業で大変だった所は?
割と性格が大雑把なので、きっちりミリ単位でやらなくちゃいけないんで、そこは慎重にやるのが大変でした。労働も大変でしたけど…普段あまり動かないので(笑)。(亀和田さん)
―アキヤプでこれから力を入れたいところは?
今回は場所的には範囲が少なかったので、もうちょっとメインな部分とか、大掛かりな部分とかもやってみたい!(亀和田さん)
―今後リノベーションでやってみたい事はありますか?
経験を活かし自分で設計をして、作ってみたい。空き家を活用して、カフェやシェアハウスなどを作りたい!(岩渕さん)
ありがとうございました!
創生デザイン学科をはじめ、いろいろな専攻の学生が集まって作業をしているので、それぞれの感性がミックスされ、面白い場所になっていくのだろうと思いました。次回どのように変化しているのか、楽しみですね。乞うご期待!
八戸工業大学ホームページ
https://www.hi-tech.ac.jp/
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